越前市で業務開始 管工事組合とNJS・E&M、上下一体で窓口委託 マイクリップに追加
(左から)中山社長、三田村輝士市議会議長、奈良市長、上野理事長
越前管工事業協同組合とNJS・E&Mの2社JVは1日、越前市から受託した上下水道包括委託業務を開始し、市役所内に「越前市上下水道お客さまセンター」を開設した。同市が窓口関係業務を民間委託するのは今回が初めて。これまで水道課と下水道課で分かれていた業務を一元的に委託することで、市民サービスの向上と経営の効率化を図った。
委託期間は令和8年3月末までの5年間で、主な業務内容は、▽窓口・受付▽開閉栓・メーター検針▽料金賦課・収納▽下水道受益者負担金等▽給排水設備関連▽管路障害対応▽合併処理浄化槽関連――など。選定は公募型プロポーザル方式で行われ、地元事業者を含めたJVまたはSPCであることが参加資格要件となっていた。
同日開かれた開設式には、奈良俊幸市長をはじめ越前管工事業協同組合の上野浩一理事長、NJS・E&Mの中山義一社長らが参加。将来にわたる上下水道事業の安定運営に向けて、新たなスタートを祝った。