EF接合の手順習得 POLITEC、さいたまで講習会 マイクリップに追加
実技で手を動かした
POLITECは4月23日、さいたま市内で第2回水道配水用ポリエチレン管・継手施工技術講習会を開いた。午前・午後の2部を合わせて約55人が参加し、EF(電気融着)接合やメカニカル接合の方法などについて熱心に学んだ。
参加者は基本技術についての座学を受講した後、グループに分かれて実技講習を行った。講師の丁寧なサポートのもと、切削・清掃から接合、融着後の冷却までの作業を体験。サドル分水栓の取り付け穿孔、メカニカル接合についても手を動かして理解を深めた。
終了後には確認試験を行い、合格者には後日受講証が送付されることとなった。
EF接合は管継手の接合面に埋め込んだ電熱線を発熱させ、継手内面と管外面の樹脂を溶解して一体化させるもの。配水用ポリエチレン管の導入事業体が増える中、従来方法と異なるEF接合の施工手順の習得が重要視されており、同協会は施工品質確保のための講習会を毎年各地で開いている。今年度も全国で開催していく予定。
昨年度に続き、参加者には入口での検温と消毒、会場内ではマスクの常時着用などを義務付けた。講師はフェイスシールドを装着し、できるだけ身体的距離を確保するなど、感染防止対策を徹底した。
