JVで共同歩調 NJS・E&M、越前市と災害協定 マイクリップに追加
奈良俊幸市長(右)と中山義一社長
NJS・E&Mは5月27日、越前市と「災害時等における上下水道の応急対策活動に関する協定」を締結した。
同社は越前市管工事業協同組合とのJVで、今年4月より越前市役所内に開設された「上下水道お客さまセンター」の受託業務を開始している。市と管工事組合との間ではすでに、上下水道施設が被災した際の応急復旧等の協力に関する協定を結んでいることを受け、同社から今回の協定締結を申し出た。
協定では地震、落雷、風水害、その他の災害および漏水等事故が発生または発生する恐れがある場合、上下水道施設の速やかな能力回復のため、相互に協力し応急対策を実施する事項を定めた。
市が協力要請できる応急活動は、▽電話および窓口対応▽広報活動▽応急給水活動▽上下水道施設の被災時における越前管工事業組合との連絡調整――など。期間は令和8年までの5年間で、期間満了の1カ月前までに両者から解除の申し出がなければ同条件で自動更新される。
