日本水道新聞 電子版

2022年128日 (木) 版 PDF版で読む 別の日付を表示
2022年128日 (木) 版

2日間で1.7万人来場 建設技術展近畿、LiNKも参加 マイクリップに追加

日本ジッコウのブース

 建設技術展2022近畿が11月9、10日、インテックス大阪で開催された。最新の技術情報を得ようと2日間で延べ1万6595人が来場する中、関西ライフライン研究会(LiNK)による地震防災フォーラムをはじめ、シンポジウム、技術発表、技術コンテスト、キャリア支援相談会などさまざまなイベントが催された。

 今回の地震防災フォーラムのテーマは「関西地域の断層とライフラインの地震対策のあり方」。産業技術総合研究所の吉見雅行氏による基調講演「関西の活断層に関する最近の調査事例、最新の地震観測技術(光ファイバセンシング)の事例紹介」と、神戸大学の鍬田泰子准教授をコーディネーターに、京阪電気鉄道の定藤誠一郎経営企画部課長、神戸市水道局の松本泰明技術企画課長、阪神高速先進技術研究所の足立幸郎専務理事をパネリストに迎えてのパネルディスカッション「断層調査研究や断層リスクと現在の断層対策」を行った。

 展示会では、上下水道関連の企業・団体から▽イトーヨーギョー▽大阪防水建設社▽管路品質評価システム協会▽栗本鐵工所▽JERコンクリート補改修協会▽シバタ工業▽スワエール協会▽東亜グラウト工業▽日本SPR工法協会▽日本ジッコウ▽早川ゴム▽パルテム技術協会▽日之出水道機器▽レジテクト工業会――などが出展した。

 ◇   ◇

 建設技術展2022近畿の同時開催イベントとして、インテックス大阪内では「建設リサイクル技術発表会・展示会」も開かれた。表彰式では、日本ジッコウ・JERコンクリート補改修協会が連名で今回の展示会における「優秀展示表彰」を、メタウォーターが再生建設資材を積極活用している事業者として「建設資源循環利用促進賞」をそれぞれ受賞した。


産業の過去記事一覧

×
ようこそ、ゲストさん。
新規会員登録 ログイン 日本水道新聞 電子版について