展示会で官民連携推進 九州WC、総会副会長に清森氏 マイクリップに追加
九州ウォータークラブは7月5日、北九州市内で開いた第51回総会で事業計画を決定し、展示会などで官民連携の推進を図っていくこととした。今後は福岡市内で11月に研修講演会を、来年1月に賀詞交歓会を開催する予定。
役員改選では井上隆治会長が再選されたほか、案浦徳治氏(元福岡市水道局理事)が副会長を退任し、後任に清森俊彦氏(元福岡市水道事業管理者)が就いた。
あいさつした井上会長は「改正水道法に基づく広域連携や官民連携の強化は緒に就いたばかり。この課題に少しでも貢献できるよう一層取組みを進める」と決意を述べた。来賓からは開催地・北九州市の兼尾明利上下水道局長、日本ダクタイル鉄管協会の田村聡志理事長、日本水道協会の青木秀幸理事長が登壇した。
昨年度の会務報告も行われた。8月25日にはクラブ創立50周年を記念して式典と記念講演会を開催し、日水協の青木理事長による講演などが行われた。また、従来の形で賀詞交換会を開催することができた。
終了後の講演会では、北九州市市民文化スポーツ局の村田武彦氏が北九州フィルム・コミッション(KFC)の取組みを紹介した。KFCは、日本で初めて映画やTVドラマ撮影の誘致のために発足したFC組織。市民の後押しなどを受け、昨年度までに680の作品を支援してきたという。
翌6日に開かれた日水協九州地方支部の第92回総会にあわせ、九州ウォータークラブは展示会を開催し、会員21団体が出展した。
出展者は次の通り。
安部日鋼工業▽石垣▽ウォーターテック▽クボタ▽栗本鐵工所▽コスモ工機▽大成機工▽東京設計事務所▽日水コン▽日邦バルブ▽日本水道鋼管協会▽日本水道新聞社▽日本鋳鉄管▽日之出水道機器▽フソウ▽前澤給装工業▽前澤工業▽松尾設計・全国上下水道コンサルタント協会▽明電舎▽森田鉄工所▽森松工業