大成機工で現場研修会 水コン協関東支部 マイクリップに追加
漏水補修作業の実演
全国上下水道コンサルタント協会関東支部は9月14日、4年ぶりとなる水道関係者現場技術研修会を大成機工東京工場・東京工事センターで開催した。入社3~5年目の若手を中心に37人が参加し、実技や座学を通じて技術の研鑽を図った。
研修内容としては管路更新時代を支える不断水工法や管更生工法を取り上げた。また「見る」「触る」ことに重きを置き、初めて座学よりも製品見学と実技を先に行うプログラム構成とした。
見学先の大成機工東京工場・東京工事センターは関東地区における同社の物流・工事拠点。不断水工法に対応する割T字管やバルブ、耐震補強金具などの実製品を備え、穿孔や漏水補修のデモ設備もある。研修参加者は3グループに分かれ、各製品の働きや特長について説明を受けた。
冒頭、大成機工の下中政之東京支店長は「見て、触って、感じていただき、皆さまの日ごろの業務に貢献できれば」などとあいさつし、有意義な学びの場になることに期待を述べた。水コン協関東支部上水道委員会の天野幹大委員長(NJS)は「会社の枠を超えて意見交換できる貴重な機会。これからの更新計画などに生かしてもらいたい」と主体的な参加を促した。