クボタらJVを最優秀提案者に 桑名市・基幹管路DB マイクリップに追加
桑名市上下水道部は7日、DB(設計・施工一括発注)方式で実施する基幹管路整備事業に係る公募型プロポーザルの結果を公表した。最優秀提案者はクボタら3社で構成する共同企業体(JV)。3月に契約を締結した後、主にGX形ダクタイル鋳鉄管を使い、5年弱で8km超の基幹管路を耐震化する。
最優秀提案者となったJVは、代表企業のクボタ中部支社、地元建設企業の伊藤水道建設、設計企業のNJS三重出張所で構成される。募集時点での見積上限価格は約24億2520万円だった。
今回の「桑名市基幹管路耐震化設計施工一括方式整備事業」は、同市が上水道事業基本計画で抽出した基幹管路のうち、導・送水管と今後予定されている他事業に関わる路線を耐震管として整備するもの。対象は市内各地に分散した6工区で、多くは送水管だが「工区4」では導水管の管更生も行う。
総延長はGX形ダクタイル鋳鉄管が8074.7m(φ400~200mm)、管更生が365.6m(250A)。管更生の材料については「ステンレスフレキ管による小口径管路更新工法または同等以上のもの」を要求水準で示していた。
3月下旬に設計業務・工事請負契約を締結する予定。事業期間は令和11年2月28日まで。