活動本格再開に手応え 水コン協関西、他支部との連携強化 マイクリップに追加
全体協議会
全国上下水道コンサルタント協会関西支部は5月30日、第41回通常全体協議会を大阪市内で開催。令和6年度事業計画等を含む4議案を審議、承認した。新規入会は1社(昭和設計コンサルタント)。
冒頭、押領司重昭支部長(三水コンサルタント専務取締役)があいさつ。「昨年度はコロナ禍の自粛を経て、育成・要望活動・人材確保・災害支援等の協会活動を本格的に再開させた1年となった。単純に従前の活動を再開させるだけでなく、さらに活性化させることでメリハリのある協会活動にしていきたい」と意気込んだ。
5年度は初の試みとして、九州支部との共催による技術講座を開催。下水汚泥の農業利用促進をテーマに、国や先行自治体等の講演を通じて知見を深めた。また、クリアウォーターOSAKAとの共催による親子イベントを初開催した。そのほか、八尾市(下水)と災害時支援協定を締結した。
6年度事業計画では、導入の本格化が見込まれるウォーターPPPの事例や国の動きに関する技術講習会を開催する。また、技術講習会は中国・四国支部や九州支部との共催で実施する方向で検討しているほか、中部支部との意見交換も予定しており、支部間での連携により一層の人材育成や情報共有に努める。