災害支援協定を締結 メタG・あわら市、包括業務受託に関連し マイクリップに追加
メタウォーターを代表企業とする共同企業体(構成企業=同社および水道アセットサービス〈旧NJS・E&M〉)とあわら市は6日、同市市役所で「災害等発生時における上下水道事業の支援協力に関する協定」を締結した。締結式には、同市の森之嗣市長、メタウォーターの児島憲治執行役員営業本部長、水道アセットサービスの土屋剛代表取締役社長らが出席した。
協定は、災害発生時に共同企業体が迅速な復旧体制の構築に向けて、電話・窓口対応や応急給水・復旧の支援をするもの。
具体的な支援協力の内容は、庁舎内における情報収集等の補助、電話および窓口対応の支援、応急給水の補助(給水車運転を除く)、上下水道管路および施設の機能確保のための現地調査・応急復旧等の支援、市民への広報活動の支援、その他同市が必要とする支援であって事業者が了承したもの――の六つ。
同企業体は今年4月に同市と「あわら市上下水道事業包括的民間委託業務」における事業契約を締結しており、今年10月から業務を開始した(業務期間は令和10年3月31日まで)。
業務内容は、料金徴収、給排水申請受付業務、および上下水道施設の維持管理や点検、修繕と一部更新。
同業務は上下水道事業において、事業計画から実施までを官民一体で事業運営を行う「官民一体型包括的民間委託(あわら市官民連携モデル)」としていることが特徴。