フソウ、社員が溶接競技会で優秀賞 3年連続の全国大会出場 マイクリップに追加
フソウの鋼管工場製造課に所属する竹内絹人さんが、先日、高知市で開催された「第69回全国溶接技術競技会」における被覆アーク溶接(手溶接)の部で、優秀賞(全国12位)に入賞した。
同競技会は、各都道府県代表に選抜された参加者が溶接技能を競う大会。今回は、全国112代表が参加した被覆アーク溶接(手溶接)の部のほか、56代表が参加した炭酸ガスアーク溶接(半自動)の2部門を開催。約170人の代表選手が日本一を目指して国内トップレベルの溶接技術を競い合った。
竹内さんは、これまで3年連続で県大会1位に輝いており、今回も香川県代表として出場し、全国12位入賞(優秀賞)を果たした。
受賞を受けて、竹内さんは「過去の全国競技会や県大会での良かった点や反省点を分析し、改善のため練習を積み重ね、これまで以上の緊張感と意気込みをもって本番に臨んだ。同じ四国での開催となり、社内の先輩や県大会で競い合った方々からの応援を受け、大変心強かった。競技中には思わぬミスもあったが、昨年に続き優秀賞をいただくことができ、非常に嬉しい。今後は、4年連続の全国競技会への出場を目指すとともに、より高度な溶接技術を必要とする案件を手掛け、鋼管工場の一員として貢献していきたい」とコメントしている。
同社鋼管工場では、この受賞を励みとし、技術伝承と工場全体の技術力を一層向上させるべく若い技術者を育成し、その挑戦を応援していきたいとしている。また、技術力と生産管理体制によって、お客さまのさまざまなニーズにお応えする高付加価値な製品提供に努めていくという。