直近半年の動向報告 水団連・海外委 マイクリップに追加
上野委員長
日本水道工業団体連合会(水団連)は7日、日本水道会館で第96回海外委員会(委員長=上野修作NJS地球環境本部環境エンジニアリング部長)を開催。国際標準化専門委員会・ISO/TC224(飲料水、汚水及び雨水のシステムとサービス)での直近の半年程度の期間におけるISO規格の作成状況等が委員から報告された。
委員会では、WG7(危機管理)ほかを日立製作所の舘隆広氏が、WG14(コーポレートガバナンス)とWG16(気候変動適応)をクボタの吉見暁氏が、WG15(スマート水管理)を横河ソリューションサービスの渡邉彩花氏が報告した。
うち、WG15では、新規格案として「下水道システムのスマート管理」「AI技術を統合したスマート飲料水サービス管理」の2件が昨年11月、委員会内の投票で作成が承認されたという。
TC224の総会・作業部会は、6月末にカナダ・トロントのハンバー・カレッジで開催される予定。副委員長に、横河ソリューションサービスの山下邦夫海外ビジネス部長が選出された。