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和歌山県と復旧協定 極東技工コンサルタント、工水設計と査定で マイクリップに追加

 極東技工コンサルタントはこのほど、和歌山県と「災害時における和歌山県工業用水道施設の応急復旧に係る設計業務及び災害査定の協力に関する協定」を締結した。「和歌山県地域防災計画」で想定する大規模な地震や水害などにより大規模な被害が生じた際に、県内の工業用水道管および水管橋(建築物、電気計装設備および機械設備を除く)の応急復旧に係る設計業務、災害査定に関する協力を行うことを定めたもの。

 同社は、和歌山市、海南市および有田市において災害が発生した際に、県の要請に基づいて工業用水道の応急復旧に係る設計業務および災害査定に関する図書作成支援業務に協力する。要請を受けた場合、速やかな応急対策に向けて協力体制を確立し、県の公営企業課、工業用水道管理センターまたは送水場に設置した防災・危機管理対策本部の指示により、応急復旧および災害査定に関する設計業務に当たる。

 同社はこれまでに「和歌山県水道ビジョン」や「和歌山県広域化推進プラン」の策定業務をはじめ、県の水道行政に関するさまざまな業務を継続的に受託してきた。近年では、海底横断管更新実施設計業務など水道インフラの更新・維持管理に関する各種業務を担ってきた。今回の協定は、県が進める工業用水道事業のBCP見直しの一環として、災害時の応急復旧体制強化を目的とし、締結に至った。

 また、今回の協定締結に際して同社技術本部の畠山義生部長は「和歌山県の水道行政において継続的に業務を担ってきた経験を生かし、大規模災害による被害発生は望まないが、万が一の時に対応できる体制の構築と維持に加えて、さらなる信頼の確保に向けて努めてまいりたい。一企業として重大な責任を担うことに身の引き締まる思いであり、社会貢献としても意義深い取組みだと考えている」と述べた。今後は、県工業用水道の施設の状況を把握するための合同視察を予定している。


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