「提言2024」記念冊子を発行 水の安保機構 マイクリップに追加
経緯と想いを1冊に
水の安全保障戦略機構(代表理事=竹村公太郎日本水フォーラム代表理事)は、提言2024の発表を記念した記念冊子「50年後の水循環日本に向けて」を発行した。
昨年3月に発表された「自立した持続可能な水道事業に向けての提言書―50年後の持続可能な水循環日本を目指し、今日から歩む(提言2024)」は、厚生労働省から国土交通省・環境省への水道行政移管という転換点を機に、水の安全保障や国土保全のあり方を踏まえた水インフラ全体の再構築に向けて全ての流域関係者が長期的視野で協働しながら取り組んでいくべき課題と解決事項を示したもの。
今回、その提言を後世に記す想いのもとで記念冊子が発行された。
巻頭文を全国簡易水道協議会の眞柄泰基相談役(検討委員会座長)が飾り、前田武志環境未来フォーラム代表理事(元国交相)と坂本弘道スマート水道推進協会会長(同委副座長、元厚生省水道環境部長)の対談、松原誠前国交省上下水道審議官と竹村代表理事(同委副座長、元国交省河川局長)の対談に加え、管清工業・ニュージェック・ベルテクス各社の経営トップインタビューを収録している。提言2024発表までの検討経緯から今後目指すべき方向性まで、多様な関係者の声を1冊にまとめた。