強靱化加速へ決意新たに 水関連5団体、名刺交換会に950人参集 マイクリップに追加
日本水道工業団体連合会(水団連)ら上・工・下水道関係5団体は6日、東京・千代田区の東京會舘で新年名刺交換会を開催し、関係省庁や各自治体・事業体、学識者、民間企業に加え、国会議員等の来賓を合わせて約950人が出席した。
「第1次国土強靱化実施中期計画」の計画期間の初年度を迎える今年、令和8年度予算案で老朽化対策やリダンダンシー確保の個別補助が創設されるなど、健全な上下水道の維持に関する国民の関心が高まる中、上下水道の強靱化を加速させるべく、参加者は初顔合わせで決意を新たにするとともに、寸時を惜しんで情報交換にいそしんだ。
冒頭、水団連の北尾裕一会長(クボタ会長)に代わり、村上雅亮副会長(NJS社長)があいさつを代読した。「昨年は、八潮市内での道路陥没事故をはじめ、八丈島や沖縄県などでも大規模な断水事故が生じるなど、自然災害や施設の老朽化による上下水道施設での被害が頻発し、国民の上下水道に対する関心が一段と高まった1年となった」としつつ、「(上下水道が)最重要インフラであることが改めて浮き彫りになる中、上下水道の仕事に従事する私たちの役割はますます重要になっている。今年の干支は、物事を大きく広げる強いエネルギーを持つ年になると言われる『丙午』。さらには、水団連は今年で創立60周年の節目を迎える。私たち上下水道界が新しい挑戦を進めるに当たり、ふさわしい節目だと考えており、今後の持続可能かつ強靱な上下水道の実現に向けて、皆さまの技術と知恵を結集して大きな力にしていきたい。さらに、これを受けて、産業界は困難な課題を乗り越え、持続可能な上下水道を構築していくために、DXなど先端技術を生かしてイノベーションを加速させるとともに、上下水道界の未来を担う新たな発想を創出できる若い世代が活躍できるような環境整備にも取り組み、今年1年一緒に頑張っていこう」と一層の団結を呼びかけた。
川北和徳水団連顧問(日本水道協会名誉会員・元東京都水道局長)が水道界を代表し、乾杯の発声で「昨年は、道路陥没事故に加えて、地震・風水害、老朽化等による断水が多発し、国民生活に影響を及ぼした。これを受け、昨年暮れに閣議決定された総合経済対策では、防災・減災、国土強靱化の推進が掲げられ、これに基づいて、インフラの強靱化や施設の老朽化対策・更新等の施策が令和8年度予算に盛り込まれた。この施策を関係者が協力し合い、実行していくことが大切だ。皆で連携して頑張ろう」と呼び掛けた。
また、曽小川久貴氏(日本下水道協会顧問・元国土交通省下水道部長)が下水道界を代表し、「今年は、上下水道の強靱化という国民の期待に応えるため、懸命に取り組んでいこう」と中締めのあいさつに立った。
会場を訪れた国会議員は次の通り(順不同)。
井野俊郎衆議院議員(経済産業副大臣、自由民主党)▽小森卓郎衆議院議員(経済産業大臣政務官、同)▽赤羽一嘉衆議院議員(公明党副代表)▽角田秀穂衆議院議員(公明党)▽横山信一参議院議員(同)▽平木大作参議院議員(同)▽西田薫衆議院議員(日本維新の会)▽小西洋之参議院議員(立憲民主党)



