ポリU工法で試験施工 フソウら三社、開削難所で実証 マイクリップに追加
試験施工の様子
フソウ、管清工業、アクアインテックの3社は1月28日、静岡県袋井市内でポリライナーU工法による管更生事業の試験施工に臨んだ。静岡県企業局が実施する水道事業の課題解決につながる技術やノウハウの実証などを行う「静岡県ウォーターイノベーション共創支援事業」の一環で行われたもの。
現場となったのは交差点を含む市道で、工業用水道の管路として布設された口径150mmのダクタイル鋳鉄管(T形)を約100mにわたって更生した。施工に当たっては、交差点の北側に更生材を送り込むための発進立坑、南側に更生材を引込む到達立坑をそれぞれ設置した。施工期間中を通して、交差点の東西方向の通行には影響を与えないよう施工を行った。
工期は約2カ月確保していたものの、これは仮舗装後の自然転圧期間等の30日間や予備日を含んだもので、管更生工事の施工は5日間で、これに立坑の設置・撤去と舗装復旧を含めた現場作業日数は12日間だった。施工も順調に進み、当初は28日昼頃までかかると見込まれていた引き込み作業も、同日午前中の早い段階で完了した。
現場を視察した静岡県の担当者は、街中など開削での施工が難しい箇所などを対象に管更生を技術候補の一つとして考えていくことも必要としつつ、今回の試験施工の結果を市町へとアナウンスしていくとコメントした。
ポリライナーU工法は、今回施工を担当した3社が参画する日本水道管路更生技術協会が手掛ける管更生工法。U字形に折り畳んだポリエチレン管をウィンチで既設管きょ内に引き込み、これを蒸気で加熱・加圧することで円形状態に戻して既設管きょ内に新しい管きょを形成するもの。
