復旧支援向け知識習得 川崎市上下水道局、HPPE管で研修 マイクリップに追加
川崎市上下水道局は3月12日、大規模災害時の復旧支援における対応力向上を目的に、他事業体で採用されている配水用ポリエチレン管(HPPE管)の研修を開催した。研修は、配水用ポリエチレンパイプシステム協会の技術講習会を活用したもの。特に高い技能を持つ同局職員「水道技能スペシャリスト」が企画・運営を主導した。
冒頭、同局第1配水工事事務所水道整備課の松本大起課長があいさつ。「大規模地震等の災害が発生した際には復旧支援で向かうこともある。知識を習得しておくことは非常に重要」と強調した。
また、POLITECの半田盛久事務局長は、「特性や施工方法を習得し、災害時に役立てていただければ幸い」と期待を寄せた。
座学で、HPPE管について学んだ後、実技でさらに知見を深めた。
実技で、同局職員らは、接合面に電熱線を埋め込んだ管継手に管をセットした後、コントローラから通電することで電熱線を発熱させ、管継手内面と管外面の樹脂を加熱溶融して融着し一体化させるEF接合の電気融着等を見学、実践。HPPE管路において、任意の場所の管を圧着することで一時的に水の流れを抑制し、維持管理・補修ができるスクイズオフ工法の見学も行った。研修を通して職員らは、知識習得に努めた。