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表彰受賞者を決定 企業団協役員会・6年度総会、福岡地区(企)が事務局 マイクリップに追加

3月20日の会合

 全国水道企業団協議会(会長=吉田延雄・阪神水道企業団企業長)は3月20日、役員会を日本水道会館で開き、会長表彰の対象者などを審議・承認した。また、令和6年度に予定する第68回総会について、福岡地区水道企業団を開催地事務局とすることを決めた。

 会長表彰については、今年3月31日を基準日として2人に功労賞、8人に特別賞を授与することとした。表彰式は5月23~24日に倉敷市内で開催する第67回総会(開催地事務局=岡山県南部水道企業団、備南水道企業団)の席上で執り行う。

 各賞の表彰対象者は次の通り(職名は役員会開催時)。

 【功労賞】鵜木賢(福岡県南広域水道企業団企業長)▽松尾安朋(佐賀東部水道企業団企業長)

 【特別賞】三浦哲也(八戸圏域水道企業団事務局長)▽石坂正幸(越谷・松伏水道企業団局長)▽三橋俊郎(神奈川県内広域水道企業団危機管理室長)▽柳澤真路(佐久水道企業団参事)▽上原克彦(同)▽北野幸治(阪神水道企業団浄水施設担当課長)▽木口屋拓郎(阪神水道企業団監査事務局主幹)▽荒巻勝之(三井水道企業団管理課長)

 このほか議事では、配水用ポリエチレンパイプシステム協会による賛助会員の入会申込みなどを承認したほか、令和5年度事業計画・歳入歳出予算案を第67回総会に諮ることとした。

 報告事項では、第54回企業長・事務局長経営会議を9月28~29日に静岡市内(開催地事務局=静岡県大井川広域水道企業団)で開催することなどを共有した。

 また、会長団体である阪神水道企業団から水道事業(広域水道)の改善に向けた検討会の設置や要望事項の実現可能性を高めるための陳情手法の改善が提案され、取組みのあり方について今後検討していくこととした。

 冒頭あいさつした吉田会長は、水道行政移管の関係法案が3月7日に閣議決定されたことに触れ、「公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法」の対象施設に水道が追加され、「激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律」に基づく補助率の嵩上げ対象となることへの期待感を示した。


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