フソウ、米国に子会社 資機材販売・小水力発電を展開 マイクリップに追加
フソウは1日、米国市場への本格進出に向けて、100%出資の連結子会社「フソウアメリカコーポレーション」を設立した。テキサス州ヒューストンに本社を置き、水インフラ関連資機材の販売、小水力発電の設計・施工・メンテナンスを展開していく。
代表者(CEO兼代表取締役社長)は角尚宣フソウ社長が兼務する。資本金は70万米ドル(約1億円)。フソウの海外現地法人設立はベトナムに次いで2件目。
米国の水インフラは記録的な干ばつや人口増加に伴う水不足、都市部における上下水道施設の老朽化など深刻な問題を抱えている。フソウは今回の子会社設立に当たり、「創業以来培ってきた水インフラや小水力発電に関する高い技術力とノウハウを最大限に生かし、需要の拡大が見込まれる米国市場に事業展開していく」としている。