フソウが優先交渉権者 かずさ広域連合(企)・上烏田配水池整備DB マイクリップに追加
かずさ水道広域連合企業団は9日、公募型プロポーザル方式で募集していた上烏田浄水場配水池等整備DB事業の事業者について、フソウ東京支社を優先交渉権者に決定し基本協定を締結したことを公表した。
平成29年10月に策定した「君津地域水道事業統合広域化基本計画」において「上烏田(木更津市)、久保・北子安(君津市)、上飯野(富津市)配水区域の統廃合」を掲げ、上烏田配水区域を拡大することとなっていることから、拡大する配水量に見合った配水池を整備するとともに、耐震化を図ることを目的とした事業。スクラップビルドによる同一敷地内での更新が必要となるため、水運用に支障をきたさない整備を行う必要があることから、施設の設計・施工を一括して実施するDB方式を採用していた。
対象業務は▽設計▽建設▽届出、申請書作成等、その他関連する業務。提案上限額は36億9200万円(税抜)。今後は優先交渉権者と事業契約の内容について協議し、10月ごろの契約の締結、令和11年4月からの新設配水池供用を目指す。