売上・利益過去最高に NJS・中間期決算 マイクリップに追加
NJS(村上雅亮社長)は8月29日、2024年12月期における同社第2四半期(中間期)決算を公表した。
国内事業が業績を牽引し、売上高・受注高・営業利益とも過去最高を更新。通期業績見通しを上方修正した。
第2四半期の受注高は98.1億円、売上高は133.5億円、営業利益は32.4億円といずれも前期を上回り過去最高。このうち国内事業は受注高88.7億円、売上高121.3億円、営業利益は33.5億円となった。
中間期決算説明会で村上社長は、改築更新・災害対策案件の受注増加を背景に挙げた。また水インフラ事業に関する今後の方針にも言及。2024~2025年をウォーターPPP実践に向けた準備期間に位置付ける中で、上下水道全体を捉えて事業運営分野で貢献領域を拡大していく基本姿勢を示すとともに、従来市場についてもDX、カスタマーサービスに対応する新たなソリューション開発・実用化を進め一層の企業成長を目指すと紹介。
2030年目標として掲げる売上高330億円(DX・カスタマーサービス45億円、ソリューション255億円、オペレーション30億円)の達成に向け、順調な進捗であると強調した。