大野城市の3小中学校に 水道機工G、水を学ぶ図書を贈呈 マイクリップに追加
福岡市水道局発注の「乙金浄水場整備工事」を請け負っている「水道機工グループ(代表企業=水道機工、構成企業=月島JFEアクアソリューション、東芝インフラシステムズ、東京設計事務所、NJS、大豊建設、九州総合建設)」はこのほど、同浄水場がある大野城市の3小・中学校に地域貢献の一環として水に関する書籍を合わせて25冊寄贈した。
寄贈図書は、「水」について考え学ぶ機会としてほしいとの想いから、水循環や水の大切さなどを学ぶことができる書籍を小学校向け、中学校向けにそれぞれ選び、「地球を旅する水のはなし」「どうぶつみずそうぞう」「なぜ?から調べる水のじゅんかん」など、あわせて11種類を選定している。
3校でそれぞれ行われた図書贈呈式には、代表企業・水道機工の鷹栖茂幸取締役が出席した。
乙金浄水場整備工事は、福岡市で最も古い高宮浄水場の浄水機能を乙金浄水場に移転するとともに、高宮浄水場を新たに緊急時給水拠点機能を持つ新設配水場に再整備する事業。事業方式にはDB方式を採用しており、乙金浄水場の現在の計画浄水量11万500㎥/日を18万6000㎥/日へと増強する。
これまでに「3系沈でん池」「1系急速ろ過池」「排泥池・洗浄排水池」「濃縮槽」「薬注受電棟」等の整備を完了し、現在、「2系急速ろ過池」「排水処理棟」の構築、「1系沈でん池」の躯体改修・機械設備の更新、「着水井」と「1系沈でん池」を結ぶ配管工事などの工事を行っており、まもなく完成する予定。