中大の協働講義で登壇 フソウ、浄水処理等を解説 マイクリップに追加
120人の学生を前に講義する矢野本部長
中央大学理工学部人間総合理工学科の山村寛教授および「Water―n」の協働講義「水環境工学」が4月21日、同大学の後楽園キャンパスで開催された。3年生約120人が受講する中、フソウの矢野正人R&D本部長が講師として登壇し、水環境における上水道の役割や浄水処理に関して講義した。
同講義は、水インフラサービスの持続に求められるテーマを幅広く学ぶことを目的として、平成30年から毎年、十数回実施されている。昨年度の国土交通大臣賞〈循環のみち下水道賞〉では、広報・教育部門において表彰を受けている。
講義の基本方針は「技術から経営まで網羅的なテーマ設定」「SDGsやESG、温暖化など社会の最新動向に言及する」「DXの社会実装など現場の最前線も伝える」としており、講義は20以上の上下水道関連企業・団体の実務者がリレー形式にて受け持っている。
同講義を受講した学生のうち80人以上が参画企業に就職しているという成果も上がっている。
6月に開催予定のDXに関する講義回でも同社の社員が登壇予定という。