多様な分野、多彩な取組み 水循環政策本部事務局、企業連携フェアで関心高める マイクリップに追加
内閣官房水循環政策本部事務局と国土交通省は23日、令和7年度「水循環企業連携フェア」を日本消防会館(ニッショーホール)で開催した。水循環に資する取組みに関心がある企業等の関係者が多数参加した。有識者による講演や令和6年度に創設した企業の認証制度「水循環ACTIVE企業」の先進的な取組事例の発表などを通じ、一層の取組みに向けた関心や意欲を高め合った。
あいさつに立った宮武晃司事務局長は、「水を巡る課題の解決には、多様な主体が連携しながら力を合わせて進めていくことが不可欠」と述べ、企業・自治体・各種団体が集い、学び、つながる場としての意義を語った。
続いて、二俣芳美参事官がオープニングで「水循環企業登録・認証制度の紹介」と題し、目的や対象企業、申請方法などの概要を説明した。
第一部では、WEB併用で辻村真貴筑波大学生命環境系教授による基調講演、林野庁森林整備部治山課の藤田聡課長補佐による情報提供が行われた。辻村教授は「皆で創る地域の水循環~グローバルスタンダードを目指して~」と題して講演。水に関わる問題などは水循環の中で生じており、水循環研究はさまざまな〝境界〟を超える必要(越境プロセス問題)があるため、多様なステークホルダーとの協働による解決は学術的な観点からも重要と主張した。地下水ガバナンス(マネジメント)については、付加価値は必ず経済的便益だけでないことを見ていく必要があるとした。
第二部では、認証企業が事例発表と意見交換を行った。参加した企業・団体は次のとおり。
【ミニセッション】TOTO「TOTO水環境基金~ステークホルダーとのつながりで広がる活動の輪~」▽滋賀県商工観光労働部商工政策課「琵琶湖から世界へ:滋賀の環境ビジネスと産学官民連携」▽中外製薬「中外製薬における水循環に関する取組み」▽コーセー「水と向き合い、未来へつなぐ、私たちの水循環の取組み」【ポスターセッション】加賀東芝エレクトロニクス▽水道機工▽大成建設▽地圏環境テクノロジー▽東亜グラウト工業▽TOTO▽日さく▽八千代エンジニヤリング▽林野庁森林整備部治山課・滋賀県商工観光労働部商工政策課

