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30周年を盛大に祝す POLITEC、4月にはPA協と統合 マイクリップに追加

2026/02/09 産業 業界団体
節目を約220人が盛大に祝った

 配水用ポリエチレンパイプシステム協会(POLITEC、髙山純会長)は5日、都内で「設立30周年記念祝賀会」を開催。関係者や来賓等、約220人が訪れ、記念の節目を大勢で祝った。冒頭の髙山会長のあいさつの中で、一昨年4月以来の国土交通省の上下水道一体の取組みに対応して、今年4月1日付でPOLITECと「下水道用ポリエチレン管・継手協会」(PA協)を統合することを公表。この統合により、国交省の上下水道一体の整備・管理行政に応えることができると強調した。

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  • 髙山会長
  • 筒井課長
  • 内村室長
  • 青木理事長
  • 森岡専務理事

 髙山会長は、平成7年1月17日の阪神・淡路大震災でポリエチレンのガス管等に大きな被害がなかったこと、ならびに欧州で開発された「PE100」グレードの材料を原料とした水道配水用ポリエチレン管(HPPE管)が開発されたことを受け、翌年の2月5日に「水道用ポリエチレンパイプシステム研究会」として設立されたPOLITECの成り立ちを紹介。

 また、水道管路として100年以上の使用に耐え得ることの検証、POLITEC版概算数量発注方式の完成、「HPPE管用施工情報管理システム」の国交省の「上下水道DXカタログ」での採択といった最近の動向にも触れた。

 来賓もあいさつ。

 国交省の筒井誠二水道事業課長は「貴協会では、先般の能登半島地震をはじめとする大規模災害の発生時に、工事事業者に対して接合講習会を緊急的に実施するなど、水道の基盤強化等に貢献する取組みを行っていることに感謝申し上げる」、総務省自治財政局の内村義和公営企業経営室長は「度重なる自然災害等、わが国の水道が厳しい環境にある中、耐震性・耐腐食性に優れ、施工性にも優位性を持つポリエチレン管は、管路の強靱化を進める上で欠かせないものとなっている」とそれぞれあいさつした。

 乾杯では、日本水道協会の青木秀幸理事長が「配水用ポリエチレン管は、令和6年能登半島地震での仮配管による施工にも多く用いられ、水道の早期復旧に寄与されたことに敬意を表する。水道への国民の理解醸成に向けては、水道界が一丸となり取組みを進める必要があり、関係の皆さまには、今後もぜひ、積極的な情報発信をお願いしたい」と発声した。

 今年度の国土交通大臣表彰を受賞した白澤洋アドバイザーが「私のこのたびの受賞は、日頃、普及促進にご協力をいただいているPOLITECの会員の皆さま、そして本日ご来場をいただいている水道界の皆さまのおかげであり、厚く御礼申し上げる。水道管路の総延長に占めるHPPE管の割合は、まだ1割弱であり、引き続きチャレンジャーとして、技術開発に努めていきたい」とあいさつで感謝を述べた。

関係者への感謝の機にも

 引き続き、楽曲「出船」で、白澤アドバイザーがピアノを演奏し、八幡諭需要開発グループ長が歌う余興が行われた。

 中締めのあいさつを、日本水道工業団体連合会の森岡泰裕専務理事が「人口減少と老朽化が待ったなしの状況下で、持続的な上水道を次世代に継承するためには、パイプシステムの健全性が大きなカギであり、耐震性や長寿命化、経済性など貴協会の調査研究や技術資料作成等を通じた知見が大いに活用されることが重要だ」と話し、期待を寄せた。


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