中期行動計画 始動の年 水コン協・定時社員総会、会員売上 前年度9.7%増 マイクリップに追加
全国上下水道コンサルタント協会(中西新二会長)は11日、都内で第45回定時社員総会を開き、令和7年度の事業報告と8年度の事業計画などを審議、承認した。新ビジョン(AWSCJ Vision 2025―2035)に基づき、計画期間を3年間とする中期行動計画を策定し、これに基づいて活動を展開する。
7年度は、全国でウォーターPPPの導入検討が進む中、官民連携の円滑に実施されるよう国との意見交換に取り組んだ。また能登半島地震での災害対応や、八潮市で発生した道路陥没事故への支援を展開した。会員会社の上下水道部門の売り上げも堅調に推移しており前年度比で9.7%の増加となる見込み。
8年度も引き続き、新ビジョンで水コンサルタントの使命として掲げた「技術の継承」「多様な官民連携の実践」「技術開発の推進」に取り組んでいく。7年度から検討を進め、間もなく公表を迎える新ビジョンの中期行動計画に基づき、本部・支部での活動を展開する。
またウォーターPPPや広域連携、上下水道DX、下水汚泥の肥料化などの政策テーマに対しても積極的に取り組んでいく。国土強靱化では、能登半島地震や八潮市での道路陥没事故などに対して水コンとしてその原因究明や未然防止策、復旧方法などを積極的に提案していく。また災害時支援協定などの締結にも引き続き取り組んでいく。
あいさつした中西会長は、新ビジョン策定や、水コン協が昨年で設立から40周年を迎えたことに触れつつ、各支部、各委員会で多くの活動を展開したことに謝意を示した。また中期行動計画について「今年度から実行に移す段階」と力を込め、その推進に協力を呼び掛けた。
8年度の水コン協表彰の受賞者は次の通り。
【入会後30年】長大▽白岩設計▽中部綜合コンサルタント
【功労賞】間山一典前会長(日水コン)▽佐藤謙二前北海道支部長(ドーコン)▽髙橋郁前東北支部長(三協技術)▽久野格彦前中部副支部長(三祐コンサルタンツ)▽小谷裕司前中国・四国支部幹事(エイト日本技術開発)▽村上和浩前上水道委員長(東京設計事務所)
【有効賞】渡邉清吾氏(NJS)▽小原祐氏/馬場未央氏(東京設計事務所)
【新技術奨励賞】中根進(中日本建設コンサルタント)
