耐震化加速へ連携強化 総務省・基盤強化研究会、防災対策のあり方まとめる マイクリップに追加
総務省が設置する「上下水道の経営基盤強化に関する研究会」(座長=石井晴夫東洋大学名誉教授)は、令和6年能登半島地震における被害状況や昨今の事業経営環境などを踏まえ、上下水道の防災対策の方向性を取りまとめた。持続可能な経営を実現しながら耐震化等を進めることの必要性に言及し、特に中小規模の地方自治体では災害対策の推進体制を確保すべく広域化の検討を積極的に進めるべきだとした。耐震化とともに応急給水・復...(残り1,144文字)