水道事業部を発足 東亜グラウト工業、ワンパッケージで提案 マイクリップに追加
東亜グラウト工業(山口乃理夫社長)は1月1日付で組織改編を行い、新たに「水道事業部」を発足した。
従来、同社の水道事業は管路グループアイスピグ事業部が所掌し「アイスピグ管内洗浄工法」や人工衛星を活用した水道管漏水探知技術「アステラ」を核に計画的維持管理・更新支援ビジネスを展開してきた。
昨年には久留米市で世界初となる水道管路AI技術連帯実証に着手するなど、管路GISデータの整備(クレンジング)から漏水探知、更新計画立案までワンパッケージで提案できる体制が整い、本格的に事業化の目途が付いたことから、今回水道事業部を発足するに至った。
水道事業部の傘下には、アイスピグ部のほか漏水調査や管工事業等を手掛けるグループ会社のトキワ設備(本社=福岡市、川浪弘之社長)を所掌する。
大岡太郎代表取締役常務執行役員管路グループ長が水道事業部長を兼任し、副事業部長には梶原康治氏が就任した。