工事停止受け、支援措置要望 全管連 マイクリップに追加
JWWA K139に関する不正問題が全国の水道管路工事に甚大な影響を及ぼしていることを受け、全国管工事業協同組合連合会は17日、工事停止や工期延長を強いられる管工事業者への支援措置等を自民党水道事業促進議員連盟の田村憲久会長に要望した。
該当資機材の衛生性、安全性が確認されていないことから、全国の水道事業体ではダクタイル鋳鉄製品を用いた工事停止が広がった。これを受け、管工事業者においても、工事人員と資機材の調達、年度末が迫る中での工期の延長が緊急的に強いられている。
特に小規模な管工事業者においては、資金繰りの面から企業経営にまで影響を及ぼすことが懸念される。早期の工事再開だけでなく、今後の事業継続に向けた措置を望む声が管工事業界から上がっている。